N高が学び方を 大きく変えている

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息子が二泊三日の合宿に出かけた。

今回の合宿は彼が在籍するN高経由ではなかったが、今度、N高のこの手のプログラムに参加させたい。

N高にはこうした機会がたくさんある。

 

知識の伝達はビデオで。
みんなでやるべきことは議論。

 

いつも言うように、その場を作るのが学校の役割となっていくだろう。

それをN高は実現させている。

 

そして、

「生徒が高度な教育を受けたかどうかは、試験で何点取れるかではなく、まったく新しい状況で何ができるかによって確かめられる」
(国際バカロレア 初代事務局長 アレック・ピーターソン)

ということなのだ。

 

夏休みと言えども、部活動をはじめ学校の拘束が大きいと、こうした機会を逃してしまう。

かつて娘がそうだった。

N高がなぜ人気があるか。

学習者の時間的自由度が高いことが要因の1つであることを、いま一度確認したいところだ。

 

二泊三日の合宿を終えた息子は、いま、最終発表に向けて動画を作っている。


N高でAdobe のソフトを供給してもらっているので、いろいろいじっている。

この作る目的があっていろいろいじることが大事だと思う。


仲間もできた様子で、嬉しそう。

深夜、AO の出願書類を書いている女の子の隣で、宿のWiFi を使って勉強していたらしい。

8月末締め切りのレポートがあるようでそれをやっていた模様。

どこでもできるところがN高のありがたさだが、参加者10数名、みなパソコン持参だったそうだ。

そんな時代なのね。

学校にWiFiが…なんて、一人一台が…なんて関係なく、時代は動いている。


参加者の中に、イタリア留学から帰ってきた生徒や留学経験がないのに英語が達者な生徒がいて、大きな刺激になった様子。どちらも高3生なのだが、英語ができる生徒に「2年あれば間に合うよ」と言われて「よし!」という気持ちになったのはほんと良かった。

「斜めの関係」だね。


合宿中は2時間しか寝なかったそうだ。

早朝から、海亀が卵からかえって海に向かう様子やうなぎの餌やりを見学したらしい。

嬉しそうに教えてくれた。


今回の合宿は、宮崎のローカルニュースでも取り上げられたとのことで、リンクをLINE してくれた。

http://mrt.jp/localnews/?newsid=00031464


どんな失敗に気づいたかは知らないが、まぁ本人は楽しかったようだし、マインドセットが変わったようなので、本当に良かった。


関係者のみなさんには、とても感謝しております。ありがとうございました。


あっ、まだ最終発表があるのか。