新しいパネルディスカッションのかたち
僕が展開するパネルディスカッションはそうはしないです。
時間がもったいない。
テーマに即して映像で資料を作ります。
映像は口で説明するよりも短い時間でよりリアルに伝えることができます。
説明はいりません。
みてもらえばわかります。
だからパネルディスカッションは実質的な討論になります。
今回はモデレーターの見城美枝子さんが、岩手県立大学の中村学長(当時)、東海大学の山田学長、名古屋学院大学の木船学長、法政大学の田中総長に、映像資料をベースに、見城さんが問いかけます。慶應の片山がテーマごとにまとめのコメントをします。
ですから、議論のテーマがしっかりとクローズドします。
パネルディスカッションをご覧になっている人に、テーマが明確に示して、よりわかりやすい意見を映像で示して、このテーマの議論の結論をまとめて聞いてもらいますから、満足いただけるのだと思います。
僕も仕事柄たくさんのパネルディスカッションをみていますが、観客を満足させるものはほとんどないです。
多くは時間切れで、見ている側は欲求不満になります。
しかし、なぜパネルディスカッションを開くのかを考えれば、これまでのものは自己満足でしかなく、伝えるべきテーマの課題を議論して訴求しなくてはなりません。
それをいかに実現するかを考えた結果が、このスタイルです。
本日14時から、NHKEテレビ「TVシンポジウム」で、その様子をみていただくことができます。
映像が持つ力は大きいです。
大学の授業もいずれ大きく変わるのではないでしょうか。