どう時代を紡いでいくか

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僕はいつも安倍総理に批判的だけど、彼が選出される何日か前に、偶然、昭恵夫人とご一緒したときのことを思い出すと、何とも言えない感じになる。

そのときに彼女が「総理になってほしくない」と、多くは語らなかったものの切実な思いがしみ出てくる感じで話されたのがとても印象的だった。

総理の重さを肌身で感じて知っているからだろう。

その昔は「総理になる準備ができた」とか「まだまだ資格がない」とか言われたが、いま安倍総理の代わりを務めるべく人は現れるのだろうか。

彼やほかの大臣の、最近の国会答弁を見ていても、もう少しなんとかならないかと思うけど、政治の世界も人材不足なのだろうか。

大学も人材不足で、学長のなり手がいない・・・

科学技術の世界もかぁ・・・
山中さんはいるけれど・・・
ああ、僕らの世代がいまひとつなのか・・・

でも、団塊の尻ぬぐいをどこでもやっているみたいだし・・・


いまは経済も右肩上がりではないし、将来を担う若者の数も減っている。

未だに、経済の右肩上がりや大量の人員を前提にした発想が蔓延っている。

屍累々の上に成り立つ「甲子園モデル」なんて、今は昔だ。

どうなるんだろうか・・・

僕らは次の世代に何を引き継げるのだろうか・・・