【小坂井敏晶さんオンライン講演会の期間限定・完全公開について】

いまだからこそ、教育を深く考えてみませんか? ーーー 5月6日まで無料公開を始めます。 3月19日に開催いたしました「小坂井敏晶さんのオンライン講演会」にご参加、あるいはご興味をお持ちいただきありがとうございます。 おかげさまで330人の皆さんにご…

中学校等で遠隔教育に期待する

河合塾がサテライト講座を開設してから既に30年余り。当時は衛星通信を使って授業を配信していたが、いまではインターネットにより容易となった。現在、N高等学校は在籍者が1万人を越えているが映像配信による授業を広範に多人数に提供。また、海士町と宮…

N高が学び方を 大きく変えている

息子が二泊三日の合宿に出かけた。 今回の合宿は彼が在籍するN高経由ではなかったが、今度、N高のこの手のプログラムに参加させたい。 N高にはこうした機会がたくさんある。 知識の伝達はビデオで。みんなでやるべきことは議論。 いつも言うように、その…

「おはよう日本」でコメント

https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/01/0130.html

教員の再教育プログラム始めます

いま、教育改革がなされようとしているが、かなり危うい。 それは改革に前向きな先生方こそ感じていることだろう。 かつての国立大学独法化同様、今回のアクティブラーニングに関しても文科省自らが及び腰である。 東大は英語においてA2を受験資格としたが、…

もう高校1年生は2学期に突入

東京大学は、国立大学協会が示したガイドラインを見直して独自の見解を示そうとしている(2018年8月末段階)。東大においては、そもそも2次試験(個別試験)の配点比率が高く、民間4技能テストを活用したところで、全体の配点比率が低い共通テストのごく…

三位一体の教育改革はうまくいくのか

大学入試と高校教育、大学教育を一体的に変えようとする今回の大改革であるが、果たしてうまくいくのだろうか。高校教育は人工知能の進化などにより教育の質的な転換を迫られて変わらざるを得ないところに来ている。これまでのように大学入試が変わらないの…

問題解決力の変容

「問題解決力」この言葉が大学の広報等で使われ始めたのは、1990年に慶應義塾大学がSFC(湘南藤沢キャンパス)を開設した頃だ。SFCには、当初、総合政策学部と環境情報学部の2つの学部が設置された。それぞれ加藤寛先生と相磯秀夫先生が学部長に就いた。この…

「アカデミアが…」なんて言っていると

「アカデミアが…」と言っているうちは本当の危機に目がいっていないわけで、10年後の大学の悲惨さを思い描けていない。特に、社会科学系。 大学の悲惨さは定員割れで潰れるということだけではない。 特に、私学は社会科学系の定員が大きいから、ソフトランデ…

富山も暑かった

今日、富山県の高校で生徒向けに講演。 富山も暑かったです。 生徒向けは久しぶり。 ちょっと難しい話になっちゃいました。 具体的な話でなくては生徒はそっぽを向いたり眠たくなったりします。 生徒を見ながら話をいつも調整しているのですが、今回はちょっ…

簡単なメモ

政府は「未来投資戦略」で2020年Wifi敷設率100%を目標値にしました。学習環境は劇的に変わります。また、学習指導要領をベースにカリキュラムマネジメントをしていかないと教えることが時代に合わなくなります。文科省課長クラスが出したよくわからない提言…

頑張ってくれよ、文科省

この報告書を読んだ僕が怒り狂っていることを、各方面の方々が心配されたが、そのみなさんの多くが実際に読まれて開いた口が塞がらなくなっている。 いま一度、月曜日の「未来の教室」とEdTech 研究会の「第一次提言(案)」を読んでみた。研究会中に、オブ…

ないラボトーク 教育の自由

海士町のみなさんと展開している「ないものはないラボ」。 東京と海士町を結んで「ラボトーク」。 今回の対話の大きな柱は二つ。一つは「教育の自由とはなにか」。もう一つは「クラウドネイティブの基礎学力とはなにか」。 経産省の「未来の教室」とEdTech …

次はどっちだ

先日のカタリバ大学で学んだことは、平成とは昭和の終わりの臨教審の時代であったということ。 確かに僕にとっても臨教審を追いかける時代であった。昭和の終わりにNHKスペシャルを手伝い、西尾幹二さんに褒められたのがきっかけだ。 教育再生実行会議の一部…

「未来の教室」とEdTech 研究会でのスピーチが記事になりました

人生100年時代の学校の役割とは? キーワードは「小さな学校」――経産省の第2回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(後編) https://edtechzine.jp/article/detail/873

いまの興味関心

教員の人事計画 英語教育 「小さな学校」 大学や公立高校の統廃合 国際バカロレア 不登校 地方創生 通信制 リカレント教育 EdTech STEM PBL CBT 部活動 アントレプレナーシップ

風越学園の設立が楽しみである

昨日は苫野一徳さんが「未来の教室」とEdTech 研究会で発表。 「自由の相互承認」「個別化」「協同化」「プロジェクト化」とフルスペックを20分で話すという超難題にチャレンジ。「本を読んでください」と言いたいところを丁寧に解説。 僕は理解しているつも…

人生100年時代における人材流動性を高める取り組みについての提言

1月から議論して3月に取りまとめた「人生100年時代における人材流動性を高める取り組みについての提言」が公開されました。 30代、40代は必読です。みなさんのことです。 50代は手遅れ世代かな。 人生100年時代における人材流動性を高める取り組みについて…

自分を成長させる刺激はどこにあるか

「教科の勉強は自分でできます。授業では刺激をください」 東大合格者が多い有名進学校の生徒が学期始めに教員に注文をつけた。 高校の授業をペースメーカーに、わからないことは先生に質問すればいい。参考書や大学入試対策問題集をインターネットでどこに…

腕時計と手帳

この本を読み終えた。 人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書) https://amzn.to/2IV3oag 出口治明学長は手帳も腕時計も持ち歩かないそうだ。 僕もAppleWatch を手にするまで長い間腕時計はしなかった。僕も腕時計を持つことを敢えてやめたのだ。その時の…

マネジャーとプレイヤー

マネジャーはプレイヤーにはなれない、なってはいけない。 マネジャーは常に誰がプレイヤーかを忘れてはいけない。マネジャーは常にプレイヤーが心地よくプレイすることを支える存在である。 だから『学び合い』ではプレイヤーは生徒たちで、教員はマネジャ…

「小さな学校」

http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/mirainokyositu/pdf/002_06_00.pdf 「大きな国家」「小さな国家」の議論があるように、「大きな学校」「小さな学校」の議論があってもいい。 いま、学校の機能はドンドンと膨らんでいる。社会や家庭の学校依存は…

官僚の熱と知性

3月22日にリカレント教育に関して経産省の方々に報告書を作成して提言して、28日に「第2回 「未来の教室」とEdTech 研究会のゲストスピーカー。 以降、年明けから走り続けた疲れが出て、宿題も手に着かず、日々、ぼーっと暮らす。 ICU の自然が残るキャンパ…

あれから12年

早稲田を任期満了で退職したのがもう12年前。 学生たちが送別会を開いてくれた。 一緒に法科大学院を作った教員、職員、学生が200人ほど集まってくれた。 抱えきれないほどの記念品、どうやって持ち帰ろうかと思ったら、イゲタがクルマを出してくれて、深夜…

セミナーをやります

人生100年時代と大学教育

サクッと書きました。 これからの大学はどう変わる? 「人生100年時代」の新しい教育 http://mediarakuto.jp/education/201803063480

FMICS

FMICS の会報に、1月の例会の様子を下記のように書きました。 ☆☆☆ 今回のFMICSの例会では、事前に下記のようなメッセージを参加者に送り、「私大文系」は今後いかにあるべきかを考えておいてもらうことにした。 *** 人工知能の進化、未曾有の少子高齢化…

大学入学共通テストを一緒に考えてみる

1月2日に食事をしたレストランの駐車場にこんな木があった。 お茶目だね。 1月28日に「大学入学共通テスト」について考えてみる。 試行テストをどのように分析するべきかを解説。 いかに新しい試験に供えるべきかを一緒に考えたい。 「大学入学共通テスト…

あけましておめでとうございます

今年はもう少しあれこれ書こうかと心に決めた昨年末。 書きますよ、今年は。

ダイヤモンド・オンライン・プラス

ダイヤモンド・オンライン・プラスに、「ダイヤモンド・セレクト」2017年8月号の巻頭に掲載されたインタビュー記事が掲載されました。 これから数年間で、学校も入試もこんなに変わる!21世紀を生きる子どもの育て方 http://diamond.jp/articles/-/144005