なぜアクティブラーニングなのか
なぜ、いま、アクティブラーニングなのか。
そんなことをまとめました。
なぜアクティブラーニングなのか(1)
http://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry001264.php
子どもたちの未来は明るい、と必ずしも言えない
AIの進化、国際情勢の複雑化はどんどん進む
厳しい時代を見据えた教育の転換
授業進度は誰のためのものか
大学入試とアクティブラーニング
講演します
Theory of Knowledge 2月1日から全国一斉販売
TOKの本、多くの方に話題にしていただき、ありがとうございます。
また、既にご購入いただいた方も、多数、おいでになるようで、大変感謝しております。
本を手にされると、まずびっくりされるのは、その本の重さだと思います。
何度も読み返していただけるように、ちょっと厚手の紙にしました。
次に、写真が綺麗で、イラストも映えることに気づかれるでしょう。
紙もいいですが、カメラマン(女性二人)の腕が良いからです。
イラストは原書からそのままです。そして、IBO(国際バカロレア機構)の許諾を取っています。
第一部は、僕の妻がまとめました。綺麗な言葉で読みやすくまとまっています。
第二部は、大山智子さんに訳してもらいました。第一部に登場する津田和男さんの教え子です。
つまり、IBフォルダです。
彼女は、オックスフォード大学出版が出すTOK関連の本も監訳しています。
内容を十分に理解して訳していますから、読みやすいものになっているはずです。
第三部は、僕がまとめたのですが、時間がかかりすぎました。この本の出版が遅れたのは僕がまとめるのが遅れたからです。
ごめんなさい。
福島先生、ダッタ先生には何度も修正をしていただくことになってしまいました。
また、一応、大山さんにも目を通してもらっています。
序文は僕が書きました。
短時間で書いたので、いま読むと修正したくなるところがいくつかありますが、想いを勢いで書きました。
まだ、発売された直後ですが、多くの方より期待の言葉をいただいております。
早稲田大学の白井前総長には昨日お渡ししました。
鎌田総長にも事前にお渡ししており、一昨日、「この本を参考にして入試や教育のあり方を考えたい」とおっしゃっていただきました。
また、大学のゼミで来年度から使っていただけると、いくつかの大学からも話をいただいています。
教育学部以外でも、基礎ゼミの教科書として、使っていただけるものになっております。
どうぞ関係者のみなさん、ご検討ください。
教育改革は、お上のみによってなされるものではなく、教育現場でなされるものです。
この本が多くの方に読まれ、日本の教育がさらに良くなることを期待しております。
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【お待たせしました】
TOKの本、ネリーズのサイトでの販売が始まりました。
ブックストアでも販売しているはずです。
オンラインストア
http://nellies-bs.com/item/9784907421359.html
ご注文の流れ
http://www.nellies.jp/order.html
ブックストア
http://www.nellies.jp/bookstore/index.html
住所:〒102-0071
東京都千代田区富士見2-11-3
研究社富士見ビル1F
アマゾンでの販売は今しばらくお待ち下さい。
なお、初等中等教育アクティブラーニング研究会の1月30日の定例会でも販売を致します。
本を出します
パネルディスカッションを開いて感じること
いまのネット社会において、立場のある人がストレートに本音を出すことはあり得ないことの了解がないと、表層的な新しい情報があるかないかで評価をする傾向があるのではないかと思う。
本音など出るわけがないところから何を感じ取るかが重要で、パネリストはすべてに回答してすべてを聴衆のためにさらけ出す必要などないことを承知するべきである。
限られた時間のなかで、しかもさまざまな利害がある中でのパネルディスカッションは、主催者はすくなからずのことを諦めなければパネルディスカッション自体が成立しなくなる。
ある一方向の立場で展開するのであればなんの問題もないだろうが、そんなデモンストレーションをパネルディスカッションで展開する必要はないだろう。
結論ありき、予定調和のディスカッションほど、つまらないものはない。
必然的に拡散したものになる。
その拡散を抑えることは、上記のようにパネリストの立場を考えれば、なかなか困難なことである。
短時間で結論を見いだすことは、予定調和なり、結論ありきであることが多く、もし、それが実現したとしたら、パネリストが自由に発言できたり柔軟な対応ができる立場であったりするときだろう。
こうした了解を聴衆に求めることはできないが、幾つものパネルディスカッションを見ていると、その折り合いをつけている「際」が見えるようになるはずだ。
まぁほかにもいろいろと思うところはあるが、追々。